――その知性は、獣を飼い慣らすための刃か。それとも、屈服するための鎖か。
世界中で愛される童話「美女と野獣」を、剥き出しの本能と倒錯した支配愛で塗り替えた官能的再解釈の物語。
知性を盾に自分を律してきた美女ベルが、野獣の暴力的な生命力に当てられ、自らの内なる「雌」を覚醒させていく過程を、重厚な筆致で描き出します。
総字数 約21,500字(読了時間 約43分)
〈本文より抜粋〉
触れた瞬間、ベルの全身に電流のような衝撃が走った。
(……熱い)
人間の体温を遥かに超えた、燃え上がるような熱。
それは、高価な香水の奥に隠しきれない、大地の湿り気、濡れた獣の体毛、そして雄としての本能を剥き出しにしたような、強烈なムスクの香りだった。
「……気分が悪いのか?」
野獣が顔を近づけてくる。ベルは、彼の吐息に含まれる生臭さと、微かな甘さに眩暈を覚えた。村の男たちの「不潔な臭い」とは違う、もっと根源的な、生命の爆バク発ハツを感じさせるような強烈な「芳香」。ベルは知性の仮面を必死に保ちながら答えた。
〇
野獣の太い指先が、ベルの太腿のさらに奥、下着の薄い布地を押し退け、完全に熟しきった彼女の秘所に触れた。
「ひあぁっ!? あ、あああ――ッ!」
ベルは腰を大きく跳ね上げ、机の上に両手を突いて身体を支えた。頭の中が真っ白に染まり、彼女がこれまで読んできた数千冊の書物の知識が、一瞬にして消し飛んでいく。
「どうだ、ベル。あなたを支配しているのは、その机の上の哲学書か? それとも、あなたの最奥を弄んでいる、この私の指か?」
〇
その嘆願を聞き届けた瞬間、野獣は凄まじい力で腰を突き入れた。
ドスン、と肉と肉が激しく衝突する、濁った音が図書室に響く。
「ひぐうあぁあぁあぁ――ッッ!!」
ベルは、喉が裂けるほどの絶叫を上げた。
引き裂かれるような、圧倒的な充足の痛み。人間の限界を超える巨躯が、彼女の最奥の、誰も触れたことのない処女の領域へと容赦なく割り込み、子宮の入り口を激しく突き上げたのだ。あまりの熱さと質量に、ベルの碧色の瞳は大きく見開かれ、涙が溢れて頬を伝う。
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